ねこのてブログ

おひとりさま終活のススメ

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by nekonote_staff
2023.03.13

こんにちは、ねこのてです。

今日はおひとりさまの終活についてお話しします。

人生100年時代、誰でもおひとりさまになる可能性増

人生100年時代と言われる昨今、未婚既婚を問わず、おひとりさまになる可能性は増えています。

例えば配偶者との死別や離別(熟年離婚等)、子どもの独立、親族が遠方にいる…などなど、

高齢での一人暮らし、いわゆるおひとりさまが増えているのです。

気軽に「自分らしく」暮らせることがおひとりさまの利点ですが、

最期を迎えるに向けて、どんなリスクがあるでしょうか。

生前に起こりうるリスク

まず、自宅で倒れてしまった際、自分で通報や連絡ができないと仮定した場合、発見してもらうまでにどれくらいの時間がかかるでしょうか?

ニュースでもたまに取り上げられていますが、死後数か月から数年経って発見されていることもありますよね。

そのくらい、外部とかかわりの少ないひとの異変を察知するのは難しく、家の中であればさらに困難なことです。

運よく発見され、治療が必要になった際にも、入院や手術等が必要になった場合、身元引受人や身元保証人が必要となります。

誰が自分の身元保証人となってくれるのか、緊急連絡先を誰に設定しておくのか、

事前に決めておかなければなりません。

死後に起こりうるリスク

誰しも、死後のことは自分ではできません。

死亡届や火葬、納骨の手続き等の死後の手続きから、遺品や遺産、家の解約や売却など、

やらなければならないことは多岐にわたりますが、この手続きを行ってくれる人はいるでしょうか?

生前契約したお墓に気づかず、別のお墓に入れられてしまうこともあるかもしれません。

たとえば親族であっても事前に話し合っておかなければ、手続きどころか家の鍵すらわからない、なんてことも。

また、関係性の遠い親族であれば、より手続きに時間がかかってしまいます。

遺される人に託すためには、しっかりとした事前準備が必要不可欠なのです。

やっておきたいリスク回避

親族や家族がいる場合は、事前に話し合っておくことが重要です。

お金のことや、権利等の相続についてはお願いする親族に遺すなど、

受け入れてもらいやすいようにするのも良いかもしれません。

特に身元保証人や身元引受人については、遠方であったり、対応できない場合もありますので、

身元保証人のサービスを利用してもよいでしょう。

スーパーの運営等を行う有名企業やリフォーム会社などもサービスを開始しています。

自分に合ったサービスを見つけてみてくださいね。

また、高齢の方が契約をするという点から、

消費者庁が案内を出していますので、こちらも参考にしてみてくださいね。消費者庁の案内はこちら

他にも、急な入院に備えて入院バッグを作っておく、信頼できる友人に鍵を預けておく、

緊急連絡先を決めて持ち歩く+家のわかりやすいところに貼り出す、なども効果的。

エンディングノートや生前整理、遺書など、一般的な終活を基本に、しっかり備えていきましょう。

おひとりさまでも安心な最期を

冒頭でお話ししたとおり、おひとりさまは増えています。

しかし、しっかりと情報を収集し、備えていくことでトラブルやリスクも回避できます。

行政だけでなく施設や病院などにも相談窓口がありますので、

小さな不安や細かなことでも相談していきましょう。

一番心配なのは「孤独」であることで、「ひとり」であることではないのです。

頼れるところには頼りながら、自分らしい生活を送っていきましょう。

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