ねこのてブログ

ねこのて通信 VOL.8

ねこのてブログ
by nekonote_staff
2023.08.07

スタッフへの思い

こんにちは、ねこのてです。

今月のねこのて通信をお届けします。

⼤切な⼈を守るために、絶対倒れない

NEXUSにはいま、4⼈のスタッフがいます。 娘⼆⼈、主⼈、そして主⼈の幼なじみです。

ほぼ⾝内で仕事をしています。 もともとは、20代前半の若者を採⽤し、働いてもらっていました。

息⼦のような感覚で接し、昼は毎⽇のようにごはんを作って⾷べてもらっていました。

彼らは⾼齢のお客様にかわいがられ、「孫が来てくれたみたいでうれしい」 と喜んでいただいていました。

でも、あまりにもアットホームになりすぎてしまったのか、馴れ合いが⽣まれてしまい、意⾒の衝突が起きることがたびたびありました。

やがて彼らは、それぞれの道に進むために、 NEXUSを離れていきました。

⼀⼈は接客の道へ、⼀⼈はトラックの運転⼿に、もう⼀⼈は運送会社に転職していきました。

その後しばらくは、⼥⼿だけで仕事をしていました。でも、遺品整理の仕事は重い物を運ぶこともよくあります。

そんなときに仲間⼊りしてくれたのが、主⼈と主⼈の幼なじみです。

「腰が痛い〜」「疲れた〜」と⾔うのが⼝癖ですが、⾼所での作業や、根気のいる作業に黙々と取り組んでくれているのは有り難いです。

遺品整理の仕事は、依頼が集中するときと、 そうでないときの差がとても激しいところがあります。

経営的になかなか安定しない⾯があり、 娘は「いつもハラハラする」とこぼしています。

でも私は、こう思っています。 「⼤切な⼈たちを巻き込んで仕事をしているのだから、絶対に倒れない」

波瀾万丈に⽣きてきた私と苦労を分け合ってくれた家族、その知⼈。

そんな⼤切な⼈たちを幸せに導くのが、強い願望です。

困っている女性の力になりたい

なぜ私がNEXUSを起業したのか。

それは、 家族との時間を作りたかったからです。

⼀番下の⼦が保育園に⼊れるようになった当時、私は朝から晩まで⾺⾞⾺のように働いていました。

保育園に預けるとき、⼦どもは「ママー!」と⾔って泣き叫びました。

ごはんをいっしょに⾷べることもできないし、 休みの⽇に遊びにも連れて⾏ってあげることもできない。

「なんでこんな思いまでして働かなあかんの?」と思っていました。

⼦どもたちとの時間を作りたい…。そう考えて選択したのが起業です。

⾃分の会社なら、⾃分の時間を⾃分でコントロールできるからです。

おかげさまで、⼦どもの授業参観に⾏けるようになりました。

サッカーの練習の付き添いもできるようになりました。

ようやく⺟親らしいことができるようになったと思います。

主⼈は、遺品整理の仕事にやりがいを感じて いるようで、「現場は任せろ」と⾔ってくれています。

次⼥もまた、現場でテキパキ働いてくれています。

⻑⼥は、NEXUSのブログ「終活のススメ」を担当するなど、発信が上⼿です。 講師が向いているのでは、と思っています。

私はいつか、⼥性だけの遺品整理グループを作りたい。

そして、シングルマザーの⽅々を採⽤し、いっしょに幸せになりたいと考えていま す。

⺟⼦寮で暮らしていた頃、⾷べ物がない状態のとき、同じシングルマザーのお⺟さんが、⾷パンと⽜乳を分けてくれました。

助けてほしいときに頼れる⼈がいることがどれだけ有り難いか、⾝に染みました。

だから私も、困っている⼈を助けたい。助けてもらった恩送りしたいと思っています。

(続く)

 

ねこのて通信は毎月第一週月曜日に配信予定です。

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