こんにちは!ねこのてです。
今日は相続について少しお話ししていきます!
ハードルが高い?相続問題
相続のことをお話しさせていただくとき一番に出てくるイメージが、
「あのドラマで見るような感じですか?」とおっしゃる方もいらっしゃるくらい、
「モメる」で有名な相続問題。
ですが、しっかり事前準備をしておくことで、トラブルを回避できるかもしれません。
相続対象がある、むしろ借金がある、どちらにも関係大ありな今日のコラムです。
遺す側が事前にできること
まずは遺す側からできることを考えていきましょう。
- 受け取ってほしい人への受け取り意思確認
- 財産をどうわけるか決める
- 家や土地などの不動産はどうするか
- 後見人制度を検討
などなど、まだまだ出来ることはありますが、
このように事前準備しておくことは十分可能です。
また、あらかた書類を用意しておき、上記を決めて遺言書を作成しておきましょう。
相続においては、エンディングノートでは法的効力を持たない場合があります。
受け取る側が事前にできること
では、受け取る側ができることを考えていきましょう。
- 受け取ることで自分の負担にならないか
- ほかの家族の中で大きな異論はないか
- 事前の書類ごとを確認
- 相続税はいくらになるのか確認する
などなど、こちらもこういったことが事前にできます。
すでに自分の家を建てたのに、家を相続することになってしまう、など、
今の自分にとって負担になってしまう相続案件もあります。
必要か、不要か、または不動産は売買してしまうなどして、
お金に換えてしまうことは可能か?など確認しておきましょう。
特に不動産は立地や状態によってお金に換えにくい場合もあり、
相続税の支払いに困ってしまうこともあります。
受け取る遺産がプラスに見えても、マイナスに転じてしまうこともあります。
しっかり事前に確認しておき、いざというとき焦って判断をしないようにしましょう。
遺さない・受け取らない選択もある
大前提として、遺さない・受け取らないという選択肢はあります。
相続は一定期間の間であれば「相続放棄」が可能です。
負債であったり、自分には必要のない遺産は放棄できます。
ほかにも家族間のトラブルにより、相続放棄をするという方もいらっしゃいます。
受け取る側は、自分の負担にならないことを最優先して判断しましょう。
また、遺す側も家族に遺さないという方法もあります。
遺産は〇〇施設に寄付します、など、寄付というかたちも取ることができます。
お金に換えにくい遺産は、事前に手放してしまうなども良いと思います。
相続には相続税がかかりますから、節税についてもよく考えてみましょう。