こんにちは、ねこのてです。
本日は先週に引き続き、葬儀の種類をお話しいたします。
密葬
家族葬と同様、遺族など近親者を中心に執り行う葬儀です。しかし、こちらは周囲に死去したことを伏せて行います。社葬・合同葬のように、後日「本葬」を正式に執り行うことが前提とされているものを指して密葬と言います。
一日葬
本来、葬儀は通夜・葬儀告別式の2つは日程を分けて行うものです。しかし、このうち通夜の儀式を簡略化または行わない形で、葬儀・告別式に比重を置いて行うものが一日葬になります。文字から一日で葬儀のすべてが終わる印象を受けますが、実際には準備を含めて複数日にまたがります。通夜の儀式はありませんが、前夜は仮通夜として次の日の準備をして過ごすことになります。
直葬
通夜や葬儀、告別式を行わず、火葬だけで終える葬儀です。葬儀会社によって定義が曖昧で、病院などのご逝去先から火葬場に直接移動して行うことを指す場合もあれば、火葬式と呼ばれている場合もあります。人を弔うにあたり最も費用が抑えられるのは、この形になります。葬送の儀式の大半を略してしまうことから、後々苛まれる方や遺族・親族間で摩擦が起きることもありますので、偲ぶ時間を確保したりお別れの時間をしっかりとったりするなどして、後悔のないように行うことが大切になります。
故人の希望や家族のかたちで柔軟な葬儀を
家族葬のみを取り扱う葬儀場が各地にできていたり、
故人やご家族の意向に沿える環境が多くなってきました。
葬儀は急なことが多いですが、事前に葬儀を準備することもできます。
次週は事前にできる葬儀準備についてお話しします!