こんにちは、ねこのてです。
今日は20代からはじめる終活についてお話しします。
20代からの終活が注目されている
SNSを中心に若年層の終活に興味を持ったり、
実際に取り組み始める方が増えています。
死は誰にでも等しく訪れるものではありますが、
寝たきりや障害をおってしまった場合など、自由が効かなくなるときのために行いたいと思われる方が多いようです。
また”終活”を、「就活が終わった」として使うこともあるようです。
20代からの終活、メリットは?
20代で終活といえば早すぎる印象がありますが、どんなメリットがあるでしょうか?
まずひとつは人生設計のきっかけとなります。
やりたいことをリストアップして、自分への先行投資ができたり、夢が明確にもなります。
また、金銭的な計画も立てることができます。
何年までにいくらを貯めよう、など、計画的に行うことも可能です。
20代で行う終活は、高齢の方が行う終活よりもずっとやることは減らしてよいと思います。
やることを明確にすることによって、何をやらなくてよいかを考えてみましょう。
引き算くらいがちょうどよいです。
早すぎ?注意点は?
終活に早すぎることはありません。
前述の通り、いつ何が起こるかはわからないからです。
注意点としては、過度に心配をして不要な保険に入ったりしないこと、
また、遺言書は書かなくてもよいという点です。
保険は、独身の方であれば簡易なものでかまいません。
過度に保険金が高額な保険に入る必要はありませんので注意しましょう。
独身の方であれば、遺言書もほぼ必要ありません。
ご家庭の事情などでどうしても書く必要がある方のみ作成しましょう。
作成が必要の場合は、行政書士や弁護士に相談に乗ってもらうのも良いでしょう。
断捨離など不用品の処分は必要?
近年は若い人の中でも断捨離やミニマリストなどもSNSで普及しており、身近なものかと思います。
しかし無理に断捨離はせず、自分の心を潤すものは手元に置いておいて良いと思います。
あくまで終活はよりよく生きるためのツールなので、無理は厳禁です。
また、今や当たり前に”推し”がいる時代でもありますよね。
もしご家族に見られたくないものがある場合は、気の置けるご友人や、
業者に事前に頼んでおくのも良いかと思います。
終活はあくまで生きるためのもの
終活をすることでご自身が抱える問題が見えてくることもあります。
今自分が何をすべきか、どうなりたいために動いていくのか、考えるよい機会となります。
自分の意思ではどうにもならないことや、どうしてもつらいことも出てくるでしょう。
どうしても不安なことや極端な選択をしてしまいそうなときは、
一人で頑張りすぎずに行政や相談窓口に相談してみてくださいね。
終活が少しでも前向きになるお手伝いとなるように願っています。