こんにちは!ねこのてです。
年内最後の更新となります!
今年も一年ありがとうございました。
亡くなったあとの手続き編も最後となります!
今回は2年~5年以内に行う手続きをご説明します。
死後2年以内
11. 国民年金の死亡一時金請求
国民年金の第 1号被保険者として国民年金保険料を一定期間以上納めていた人が、
老齢基礎年金、障害基礎年金のいずれも受けないまま死亡した場合に遺族に支給されます。
金額は年金への加入期間によって異なりますので、年金センターや年金事務所で問い合わせましょう。
12. 埋葬料の請求
故人が健康保険の被保険者の場合に、埋葬料を請求できます。
加入している健康保険組合または協会けんぽへ問い合わせましょう。
13. 葬祭費の請求
故人が国民健康保険か後期高齢者医療保険に加入していた場合は、市区町村へ葬祭費の請求ができます。
ご家族の状況や市区町村によって異なりますので、故人が住んでいた市町村の窓口に問い合わせましょう。
14. 高額医療費の還付申請
故人が入院や治療などをしていた際、高額な治療費の負担となった場合、
高額医療費の還付請求ができます。
加入している健康組合、協会けんぽ、市町村へ問い合わせてみましょう。
医療費の明細書が必要ですので、捨てずに保管しておきましょう。
死後5年以内
15. 遺族年金の請求
故人が配偶者であれば、遺族年金を受給できる場合があります。
年金事務所へ申請が必要となります。
なお、遺族年金には「遺族基礎年金」と「遺族厚生年金」の2種類があり、
家族構成や収入などによって支給が決まります。
16. 故人の未支給年金の請求
故人が年金受給者であった場合に申請ができます。
年金は前月までの2カ月分が支払われますが、受給者が亡くなると受け取るべき年金が支払われていない状態になります。
これを未支給年金といい、その未支給の期間分の年金を請求することができます。
こちらも年金事務所へ問い合わせて請求するようにしましょう。
いかがでしたか?
死後すぐにしなければならないことから、年単位で行うことまで連載でお届けいたしました。
他にも、故人によってやらなければならないことは変わってきます。
自分の死後、家族が手続きに困らないために行うものが生前整理であり終活となります。
ぜひ一度、ご自身の終活を考えてみてはいかがでしょうか。