こんにちは!ねこのてです。
今日はご両親がお住まいの実家を片付ける際に、
心得ておきたい3点をご紹介します。
ご両親にこれからも元気で、少しでも安全に過ごしてもらうためにも、
ぜひご家族でお片付けしてみてくださいね!
①2階のものは最小限に
2階建てのおうちでは、日に日に上に上がれなくなっていきます。
年齢が上がっていくと階段でこける、落ちるなど、ケガの可能性がぐんとアップしていきます。
足腰が弱ってきて、2階に上がるのが苦痛になってしまう、ということも。
ご両親の生活スペースは、寝室も含めて1階へ移動させてしまうのも良いですね。
もし2階に自分の部屋が残っている場合は、ぜひそこから片づけましょう!
②思い出話は積極的に
写真、旅行のお土産など、思い出がたくさん詰まったものは捨てにくいものです。
子どもから見ると、なんやこれ?と思うものも少なからずあると思いますが、
ひとつひとつの思いや考え方が反映されているということもあります。
(例えば、数ある布団は誰かが泊まりに来たときのために、古紙や袋は清掃に使おうと思って、などなど)
なかには、子どもが小学校で作った図工作品、作文などを残されている方も。
親世代は捨てることに抵抗のある方もたくさんいらっしゃいます。
その物にまつわる思い出話や生活の知恵、家族を思う心など、
いろんなお話しをしながら無理せず手放しましょう。
つまらなく見えるものも、見え方ががらりと変わってしまうこともありますよ。
③ケガをさせない工夫
今は元気に過ごされていても、何かの拍子に躓いたら…
高いところに上ろうとして足を滑らせたら…
小さなケガに思えても、入院や寝たきりになってしまうということも。
高いところへの収納は控えて、手の届く位置に配置換えがおすすめです。
押し入れは、高いところへ入れなければ高さもちょうどよく、
使い勝手も良いので、衣装タンスを入れたり、洋服をかけたりもできます。
部屋の中にある大きな家具ではないので、災害等による転倒の危険もありません。
押し入れがご自宅にある場合はぜひ活用してみてくださいね。
また、躓き防止のためにも床面積は広くなるようにしましょう。
膝より下の高さのものは歩行中に気づきにくく躓く原因にもなります。
膝より下の高さのものは床に置かない、が重要です。
いかがでしたか?
より安全に、快適に過ごしてもらうために、
家族行事の一環として、実家のお片付けを行ってみてくださいね。
よほど急ぐ必要がなければ、ぜひご家族でお話ししながら、
ワイワイと取り組んでみてください。
けが防止のため、無理な配置換えや家具の移動はご自身でせず、
私共へお気軽にご依頼ください!