こんにちは、ねこのてです。
今回はお墓の種類についてお話しします。
お墓にも多様性の時代がやってきた
公園型墓地やお寺、霊園、納骨堂、樹木葬、散骨…などなど、
CMなどで見たり聞いたりしたことがあるかと思います。
日本では火葬が一般的で、土葬ができる地域はかなり少なくなっています。
自分の理想のお墓はどのようなものでしょうか?
①墓地、納骨堂
一般的なお寺や公園型墓地のほかに、近年では納骨堂も人気です。
特に納骨堂は都市型のものが多く、駅近であったり、室内のため天気に左右されずお参りができるというのが利点です。
また、常に管理されているため、お参りに行けなくても荒れることがないのも人気です。
公園型墓地は郊外などにありアクセスしづらい立地ですが、見晴らしがよく静かであるという点を重視する方も多いようです。
②樹木葬
近年、注目を浴びているのが樹木葬で、関西圏でも樹木葬のできる墓地がいくつか出来ています。
墓地によって契約が違うことがありますが、大体は1本の木を墓標に、その木の周りに埋葬するというものです。
契約によっては年数が経つと合祀埋葬になる場合もありますので、契約をよく確認しましょう。
公園型の墓地では、木を植えられる本数が限られているため、公園の景観を基調としたものが多いですが、
里山型の墓地では、より「自然に帰る」ことをコンセプトにした墓地もあります。
この場合、かなり遠方になってしまうことも多く、アクセスがなかなか難しいこともあります。
③散骨
海や宇宙に散骨、という話を聞いたことがある方もいらっしゃるかもしれません。
近年は粉骨したお骨を、思い入れのある場所へ散骨したいという方も増えています。
散骨する場合には注意が必要で、どこへでも散骨できるわけではありません。
たとえば海では、海岸等に撒いてしまうと漁業や海水浴場への風評被害となる場合があります。
このため、被害の少ない沖合に出ての散骨となります。
散骨を手伝ってくれる業者などもありますので、自分の希望の散骨に合わせて問い合わせてみても良いでしょう。
また、すべてを散骨するのではなく、一部だけを散骨することもできます。
遺された家族の負担が少ないお墓を選ぶ人が増えている
管理されている墓地や、参る必要のない散骨などが人気ですが、
やはり遺された家族の負担を減らしたいというご家族への配慮が大きいかと思います。
また、おひとり様や、友人と一緒に、という方も増えています。
自分らしいお墓の在り方を見つけてみてはいかがでしょうか。