こんにちは、ねこのてです。
今日は海外在住になった場合の終活についてお話します。
海外在住の場合に準備しておくことは?
リタイア後海外移住を目指すにあたって、準備しておくことは何でしょうか?
海外に拠点を移すとしても、日本に家族や身内がいる場合は準備しておくべきです。
医療・介護を受けられるのか、死後はどうするのか考えてみましょう。
現地の医療・介護について
現地にて医療や介護を受けることになりますが、
現地語が堪能でない場合は通訳を雇ったり、外国人向けの病院を選ぶなど、医療費が高額になるケースもあり得ます。
海外で最期を迎えるとなると、日本では延命治療をすることが多いですが、
国によっては尊厳死を選ぶことができる国もあります。
家族の意思より本人の意思を重要とされることがありますので、終末期における自分の意思を明確にしておきましょう。
亡くなったときは?
海外を終の住処に選ぶのであれば、亡くなったときをどうするかも考えておかねばなりません。
ご遺体を日本に搬送できない場合もありますし、国によって埋葬方法なども違います。
住む国によって違いをしっかり調べておく必要があります。
また、ご遺体を日本へ送りたい場合はご遺族の協力も必須ですし、高額な費用がかかります。
現地で火葬し、遺骨だけを持ち帰るのであれば、航空機は手荷物でも持ち込みが可能です。
自分がどこで埋葬されたいのか、どのような希望があるのか、
ご家族にかならず相談して事前に計画を立てておきましょう。
遺産や相続はどうする?
日本にある遺産や相続については、日本の法律が適応されます。
海外の口座や土地などについては、その国の法律が適応されます。
相続については国によって手順などが違いますので、
その国の法律に則って準備が必要です。
有効な遺言書を用意し、死後手続きを行ってくれる代理人などを決めておきましょう。
いかがでしたか?
日本に住んでいる場合よりも事前準備がより必要になることが多いです。
全く準備をしないままだと遺されたご遺族の手間や費用がかさむことになりかねません。
出発前に決めてしまうのも良いかと思います。
リタイア後の移住は計画時に終活もしておくと良いですね。