こんにちは、ねこのてです。
今回は自分の死を考える、というお話をさせていただきます。
明日死ぬことが決まっていたら
まず、明日死ぬこと決まっているとしたら、何をするでしょうか。
やり残したことをするのか、会いたい人に会うのか、
家中を綺麗に掃除してみるのか、美味しいご飯を食べるのか。
自分が死んだあとのことはどうでしょうか。
1番に泣いてくれる人は誰か、困るひとは誰か、何かを遺してあげたい人は誰か。
一度自分は死んだ、と想像して、思いつく限りのことを一度書き出してみてください。
明日までにできるやり残したこと
思いつくものはいくつあったでしょうか?
明日までにできる、という前提で書いたものは、おおよそ今からでもできるものが大半です。
後回しにせずに、明日から手をつけられるものは、一つずつ消化してみてはいかがでしょうか?
小さな後悔の積み重ねが少しずつ減っていくと、肩の荷がおりた気分にもなります。
あのお店にいってみたい、などでも大丈夫です。
1日ひとつでもいいので、自分の心の声に素直に従ってみてください。
明日までにはできないやり残したこと
明日までには出来ないことは、いくつ思いつきましたか?
例えば、学校に入って専門知識を学びたかった、などでは、今日明日では難しいことですよね。
しかし、今そのやり残したという後悔に気づいたならば、
まだ生きているあなたにはチャレンジできる可能性があるかもしれません。
やった後悔よりもやらなかった後悔が残る、とよく言われますが、
長期間かけてもやりたかったことも、可能ならばぜひ手をつけてみましょう。
自分が死んで1番悲しんでくれる人
あなたが死んで1番悲しんでくれる人は、すぐ思いつくでしょうか?
生涯を共にした伴侶なのか、子ども、気心の知れた友人…などなど、
1番泣いてくれるだろうとあなた自身が思ったくらいの人ですから、
今までのことや感じていたこと、感謝していたことなどを手紙に綴ってみてもよいでしょう。
遺したい、託したい人が見つからない、なんてときは、この想像も重要です。
一番泣いてくれるひとには、託したい、と思えるかもしれないからです。
また、あなた死んで困るだろう、と想像したひとには、事前に準備をするのも重要です。
引継ぎがあるならば引継ぎを、今後をどうしてほしいか話しておく、などもよいと思います。
何かを遺してあげたい人
遺してあげたい、と言われてすぐに思いつく人はいるでしょうか。
例えば、この家を遺してあげたい、財産を遺してあげたい、
形ある物だけでなく、言葉や映像を遺してあげたい、と思う方もいるでしょう。
特に小さな子どもが身近にいる方や、育児中の方は手紙やビデオレターなど、
思いが遺るものを考える方も多いかと思います。
お子さま向けだけではなく、何かを遺したいほど大事な人には、
同じように思いが遺るものも合わせて準備しても良いですね。
いかがでしたか?
自分が死ぬと想像してじっくり考えてみると、残りの人生について、遺される家族について、色々思いつきます。
自分の死から連想するものを、じっくり考えてみるのも終活の一つです。
決して暗い気持ちになるだけではなく、前を見つめる時間にもなりますので、
ぜひ一度想像して、終活を行って見てくださいね。