ねこのてブログ

片付けは長生きの秘訣

ねこのてブログ
by nekonote_staff
2023.08.21

こんにちは、ねこのてです。

今日は生前整理を含むお片付けについてお話します。

片付けることは長生きの秘訣

生前整理、と言われると、死に支度のようで嫌だと仰られる方もいますが、

実はそうではありません。

片付けをすることにより、家の中に潜むリスクを減らし、

長生きへの大きな一歩となるのです。

では、何から始めるべきでしょうか?

もう一度間取りをチェックしよう

勝手知ったる我が家ではありますが、今一度間取りを書き出してみてください。

収納がある場合は、そこに何が入っているのかを書き込み、

段差や階段、他にも物がたくさんあって危ない、など、

危険個所もチェックしていきましょう。

自宅の危険なところを把握しておくことで対策を練ることもできますし、

収納場所に何が入っているのかわからない場合や、

開かずの間になってしまっている場合は、整理が必要だとわかります。

問題点を見える化するのも、まず第一歩です。

65歳以上の事故は8割弱が自宅

間取りを確認した中で、危険な箇所はいくつありましたか?

躓きやすいところ、荷物が山積みになっているところ、

視界が悪いところ、などなど、思いつくところがあるかもしれません。

特に足元に物があると躓きやすく、たとえばそれが階段の上ならば、

躓いた弾みで階段から落ちてしまうなど、最悪のケースも考えられます。

高齢になるとケガをしやすく、ケガから寝たきりになるなど、

重篤なケガにもつながりやすくなります。

日々の生活を行う上での導線をしっかり確保して、

ケガをしにくい住居環境を作りましょう。

清潔な家は元気を生む

掃除のしやすい家を保つには、必要以上に物を持たないに限ります。

動かさないものを置いているとどんどんほこりをかぶっていき、

掃除もしづらく、汚れていくのみです。

ほこりが被るほど動かさない、使っていないものは、

よほど思い出のあるものでなければ処分してしまいましょう。

掃除がしやすい環境は手入れもしやすく、掃除をしようとこまめに動けるので、

室内環境としても日常の小さな動作としても良いことだらけです。

把握できるものだけを持つ

押し入れの中に何が入っているのか把握できていますか?

夏服が入っているとしたら、どんな服が入っていて、

着られるシーズンには必ず着るでしょうか?

物を把握しておくと、自分の必要なものがわかり、

使わない、思い出さないほど使っていないものは不要だとわかります。

一度収納場所を確認して、持ちすぎていないかをチェックしてみましょう。

心と住居にゆとりを持たせる

片付けることにより、不要なものは減って、住環境も整い、清掃も行き届くようになります。

不要な家具まで処分してしまったら、お部屋にもスペースができて、

躓いて転んだり、体をぶつけるということもほぼなくなるかと思います。

また、もっと先に介護ベッドを置くことになったり、

寝室を一階に移動させたり、などの住居環境を変えねばならない日がくるかと思います。

しかし片付けておき、ゆとりがあれば、大きな移動も少なく、容易に準備ができるのです。

心と住居にゆとりを持たせることで、今後にも備えられます。

ぜひ、まずは自分の今の住環境を確認してみるところから、はじめてみてくださいね!

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